クヌギの樹皮下

joe-yan2008-02-19

この写真は何でしょう?
クヌギの樹皮がベロッと剥けてしまっている所です。
何故だかここ付近のクヌギ3本は、同じ位の高さの部分が皮剥けてるんです。
人為的だろうなぁ・・・。何でこんな事をするかね。


組織の発達具合から見て、3年位前に剥かれた様な感じです。


傷口からいわゆる「樹液」が染み出てきます。
クヌギの樹液は昆虫が舐めに来ます。
その昆虫を狙って「スズメバチ」が周囲をブンブン飛び回る。
とても危険なので、何とかして欲しい。


と言うのが住民さんからの情報でした。
でもまぁ、今の時期は蜂も飛び回って無いんで、今日は余分な樹皮だけ除去しました。


こういった一部枯れた部分という所は樹皮と材部に隙間が出来て、水が入り込む事による腐朽の害、そして隙間に虫が卵を産んだりサナギが住処にしてたりするんで、余分な樹皮は取った方が良いです。


ここも例に漏れずサナギがバチバチおりましたよ。
写真・・分かり辛いよなぁ・・・。


とりあえず今日はそこまで。後日なんか養生せにゃぁならんなぁ。
カルスメイト塗る?柿渋塗る?ガットサイドが良いか?
思い切ってピートモスで埋めてみるか。