除草剤の影響

今日も非常に暑いデス。
融けてしまいそうですよ。

で、写真はマツです。
ワカリヅライですが、葉色が悪いトコロがあります。
葉先が茶色になってしまっていたり、黄色くなっていたり。

コレ、予想されるのは除草剤の影響です。
と言うのも、所有者が粉状の除草剤を周辺に撒いた事が判明しているんです。

よくある話ですが、気を付けませう。
樹木の周辺では粉状の除草剤を撒いてはいけません。
樹木の根っ子は思ったより遠くまで出張している事があるんで、薬害が出ます。
付近に樹木の無い所限定で使用しませう。

どうしても樹木周辺で除草剤にて雑草を処理したい場合は、葉面散布の水和剤タイプのものを使用しませう。
樹木の葉っぱにかからない様に養生して下さいね。

なお、どんな薬剤を使用する時でも「説明書き」をよく読みませう。
希釈倍率や適用となる対象を確認しませう。

ちなみに、写真のマツは同期の樹木医さんの現場のマツです。
言う事を聞かないお客さんは困ります。
何某かの手当てをすれば、結局除草以上に手間がかかってしまいます。