思うこと

今日は来年度の緑地管理の打ち合わせをしに、とある団地へ行って来ました。
肝心なのは言うまでも無く金額です。
「この金額でなんでもやりまっせ〜」
てな事はまづアタシは言いませんので、内容の検討という事になるワケです。
適正な金額というモノが何にしても存在すると思うのですが、
「安かろう、悪かろう」
では納得しては頂けません。あたりまえですが。
金銭取引があるお客さんは当然人間なワケですが、実際にハサミやノコを入れられて、いぢられるのは樹木なワケです。彼ら(樹木)に適切なサービスを提供する為には適正な金額を曲げるワケにはいかないんです。
キビシイ予算では職人さん達も丁寧な仕事を出来なくなってしまいます。
ザツな仕事をして、それを金額のせいにされるのも困りますし、ムリ言って赤字を負わせてまでちゃんとやれとは言えません。
ワタシの仕事のほとんどはこういった請負金額の交渉及び各種資機材や職人の手配、現場監理です。
樹木と落ち着いて向き合う事はホントは少ないんです。
そして、植える木より伐り倒す木の方が遥かに多いです。
伐採に関しては次々見積もり依頼が入ってきます。
その度に「はぁ・・・。」とタメ息をついてしまう自分に気付きます。