コケ

今日はウチの門扉に着いていたコケの掃除をしてみたです。
風呂場用の洗剤を使ってタワシでこすったんですが、これが中々シブトイ。
結構しつこくこすらないと取れません。娘(5歳)と一緒になってゴシゴシしてみました。


ところで、コケってそこらに勝手に生えて、暗くってジメジメって雰囲気がありますわね。
でもそんなコケばっかりでは無いんですよね。
コケ植物は「蘚(セン)類」「苔(タイ)類」「角苔(ツノゴケ)類」に大別されるワケなんですが、その種類は日本に2500種あると言われていて、実際に図鑑を持って現物を見てみても種の同定は容易ではありません。少なくともワタシはキッパリと言い切る自信はありませんねぇ。似たような形態のモノが多いんですわ。写真で見ても
「何処が違うんだ?」
って思ってしまう感じですわ。


で、図鑑なんかを眺めてみると意外と日当たりが良い所に生える種類も多いんですね。
とは言っても彼らはペラい基盤に仮根でしがみついて生きているので、乾燥には強くは無いんです。
だがしかし、カラカラに乾いても水分が得られれば復活するというゾンビ的特性が備わっているんですねぇ。スゴイですね。コケ。


道路の端っこや石積みの隙間なんかにナニゲに生えているコケを間近でジッと凝視してみて下さい。あ、周りに人がいない時が良いですかね。ケッコウ可愛く見えてきたりするもんですよ。
「モスグリーン」なんてぇ色が良く聞かれるように、結構いい色してますよ。春先なんてピカピカしてる種類もあったりして「コイツらも生きてるんだなぁ・・」なんてあたりまえの事なのに妙に感動してみたりしますよ。
お試しあれ。


あ・・・、でも「ゼニゴケ」はちょっと嫌カモ・・・。