リス被害

joe-yan2008-02-14

写真はケヤキです。
まだ腕位の太さしかないんで小さいモノです。


明らかに樹皮がめくられた感じになっております。
これは大抵の場合がリスの仕業です。


リスが樹皮を食べているのか歯を研ぐ為にガシガシかじるだけなのかワタシは詳しくは知りませんが、ワタシの知る限りでは堅い樹木が被害に遭っているケースが多いと感じます。
てことは、かじる感触を楽しんでる?楽しめる樹種を選んでかじってる?のか?
と思うワケです。


樹皮は重要です。
樹体を外界からの敵の侵入から守るのが樹皮の役目です。
キズの無い樹木の体内はほぼ完璧に無菌状態であるらしいですよ。
そして樹皮のすぐ下部には葉で生産したモノを輸送する師管というモノがありますが、ガードが外されることによってコイツもダメになってしまうですよ。


傷口から乾燥や腐朽が進んでグルリと一周組織が死んでしまうと、そこから先の枝は当然枯れてしまいます。
そんな風にされて、白い木部をあらわにされてしまっている樹木をタマに見かけます。
横浜南部、鎌倉なんかが被害が多い感じですね。


リスはシュロ縄も持って行くらしいですよ。
鎌倉の人が言ってましたが、どうやら巣作りの材料にするらしいです。
だから被害のある地域では普通のシュロ縄でなく、ナイロンのような人工シュロ縄を使用するということです。


リスってアタシ的には”可愛くない”存在なんです。