ハンドレベル

joe-yan2008-02-26

この望遠鏡のようなモノは「ハンドレベル」と言います。


これで何が分かるかと言うと、目標を見た時の角度が分かります。
穴を覗くと線と気泡が見えるんで、目標物に線を合わせて、気泡が中心に来るように横に付いてる分度器みたいなヤツのハンドルを動かすんです。
で、目盛を読めば角度が分かる。と言うワケです。


この角度から何を読み取るかと言うと、樹高です。
(樹木からの距離×tan角度)+視点の高さ=樹高
となるんです。関数電卓を使うんでカナリ簡単に分かります。


大体でも良い場合は目見当、若しくは5mスタッフと合わせて見て
「まぁ、大体こん位だべな。」
って感じで測定したりもしますが、正確に数値が欲しい時はコイツを使います。


他にも樹高測定の器具はありますが、ケッコウお高いのですよ。
原理が分かれば何ででも測れちゃうんですが、やっぱ器材を使った方が説得力あります。


ただ、買って使って分かったんですが、コイツは45°以上になると気泡が覗き穴から確認出来なくなってしまうんです。
だから1人で使う場合、最低でも樹高と同じ距離離れてしか使用出来ないんです。
ほぼソロ活動と言えるアタシにとっては思いがけない誤算でした。


でも、まぁ気に入ってマス。
もっと便利なの開発したいケドなぁ。