サクラ・テングス病

joe-yan2008-04-01

写真はテングス病の罹病枝なんです。
分かり辛いですよね・・・。


チョコットですが、花芽が展開してます。
ホントにわずかですけどね。


この病気に罹った枝は、花が咲かなくなると言われてます。
で、どんどん拡大していって、終には枯れてしまうそうな。
しかし、枯れる所までいったモノを私は見たことありませんが。


「てんぐ巣」って面白いですね。
知らないで見ると「ヤドリギ」みたいにも見えますわね。
昔の人は
「てんぐの巣っぽくねぇ。てんぐ巣病だべゃ。」
てな感じでネーミングしたのでしょうか。


この病気の原因は「タフリナ菌」と呼ばれるカビの一種です。
コイツが傷口などから樹体に侵入して、ホルモン異常を起させて「てんぐ巣」に仕立てあげるんですねぇ。
そう考えると、タフリナ的にはてんぐ巣は作品なのでしょうか。
周辺の仲間と大きさを競い合ってたりして。