サクラ移植

今日から八王子にて移植工事です。
現場まで会社から２時間もかかるんで、朝が早くて辛いっす。

時期としてはとても良い時期・・・ではありません。
しかしながら、工事というものは樹木の生理的な時期なんぞはお構い無しに進んで行ってしまうモノなんです。

しかも地下５０cm以下はガチガチの転圧された感じの地盤でして、上っ面の太目の根っ子が彼らの全てだったんですねぇ。
写真ではそれなりに丁寧に根巻きしてありますが、根っ子は下の方にはほとんど無いんです。

２本目からは浅くてもなるべく広い根鉢にしてあげよう。

今日一番時間がかかった気がするのは、葉っぱをシゴク作業です。
展開している葉を丁寧に除去するんです。

盆栽でもケヤキなんかはこの時期に「葉刈り」したりしますね。

実際ドコまでシゴキの効果があるのかは細かくはワカリマセンが、無いはずは無いと思います。
実際、黙々とシゴいているとあまりの地味さにクラクラしてしまいましたが
「ここに愛情をこめねば」
と思いながらやっていると、愛情が込められていく様な錯覚を感じるモンです。

根を切られ、葉をモガレた樹木が愛情を感じてくれているか、ホントの所は不明です。