穴空きケヤキ

鎌倉のお寺に呼ばれて行って来ました。
不気味に口を空けております。
不用意に手を突っ込みたくないですねぇ。

目通り周は232cm。高さは10mちょっとあるカナ？

穴の中身はカラッポです。
地下に70cm、地上に50cm位空洞になってます。
で、更に上の部分は腐ってて、ジットリした材になってます。

さて、これが危ないかどうかの判断なんですわ。

鋼棒を突っ込んで、ダイタイの空洞の大きさを測ると約0.5平米。
開口部の延長は約50cm。

幹本体根元部の断面積は約1.5平米。根元周囲は285cm。

腐朽部の断面積が幹断面積の50%を超えるとアブナイと言われております。
開口部は、周囲の1/3を超えると要注意となります。

精密診断では無いんでアクマで大体な数値ですが、まぁ、危険ラインには届かないと考えて良いカナと思います。

とは言え、ゴッツイ腐朽が進んでいるのは間違いないんで、ず〜〜っと上の枝折れ部とか大きめな枯枝があるトコロとか登って調べようかと思いましたが今日は道具の準備が不十分。
近日中にロープとハーネス持って再チャレ予定で引き揚げました。

腐朽部の除去は出来んのカナ・・。作業的に。
でも、以前のグミみたいに中のジャマモノを除去して通気を良くするだけで元気になっちゃう事もあるしな・・。

まぁ、次回現地で悩みますわ。