街路樹の診断

joe-yan2009-08-19

今日はサクラの街路樹診断に行きましたよ。
樹木医的仕事は久しぶりですよ。


昨年診断を行なったこの路線の経過観察的診断を今回行なったんです。
前回のカルテに赤ペンで今回の所見を書き込んで、状態の変化を判断しようと言うわけです。


こーゆー書式の決まったモノと言うのはやり方や判断基準もある程度決まっているので、誰がやってもそれほど違いが出るものではない。
と、思っているとそうでも無いのです。
色んな人の診断の仕方を見てるとそれぞれ個性があります。
総合的な判定には差は出なくても、診断の様子を伺っていると面白くもあり、勉強になります。


今日診てて思ったんですが、今年はベッコウダケの子実体の発生が少ない?
昨年のカルテに載っているのに今年は子実体が何にも出てないトコロがチョイチョイあったんです。
野菜が生長不良になるような気象だからベッコウダケもイマイチな感じなんでしょうか?
子実体が無くても樹体内で菌糸ははびこっているでしょうから危険なサインを見逃す原因になり、困っちゃいますよねぇ。


コフキタケはドッシリと数年分の子実体がデンと構えておりましたが。


いやぁ、タマに樹木医的な仕事をすると面白いです。
先輩達と一緒にやっていたせいも大分ありますけど。


でも、タマにだとキノコや病気や害虫の名前が出て来ない・・・。
診断用語みたいなモンも出て来ない・・。
日頃からの精進が大事ですよね。日常の業務内容に係わらず。


あぁ・・。勉強しよ。