樹皮枯死

今日はサクラの土壌改良その他デス。
数年前に剪定した後、具合が悪くなってしまったそうで、ワタシが診た時にはキクイムシにかなり穴をあけられていました。

サクラのキクイムシって厄介なんですよ。
何せ生態系の中では「森の掃除屋さん」ですから、枯れるスピードを加速させるようなヤツなんです。
その流れに逆らって樹勢を回復させるのって、自然に反する行為なんですよね。

でも、森の中の樹木ではありませんから「何とかしてくれよ」となるワケです。

枯枝を下ろして、土壌改良を終え、樹皮の枯死部をめくっていったら、アラマァ主幹の半分近くが樹皮枯死ですなぁ。
写真がそれです。
他の枝も全てめくったらえらい事になりますですよ。

太い幹から始めて明日の午前中までに出来るトコロまで。としませう。

めくった部分の処理には今回は「柿渋」を塗布してみました。
・・・ツンと臭いますね。

とりあえず今回はこんなモンですが、来年も継続して見に来なきゃぁナランですねぇ。
何せ葉っぱを沢山付けてもらって、虫害をなんとか回避せにゃぁナランです。

あぁ・・、正直シンドイなぁ。元気になってくれるかなぁ。